愛着障害を運動で克服する

愛着障害を運動で克服する

愛着障害の克服に運動もまたかなり有効です。前回の記事では愛着障害をマインドフルネス瞑想で克服するという方法論を説明しました。

しかしながら、愛着障害を克服するのに運動もまたかなり有効になります。

なぜかというと、運動をすると、オキシトシンレベルが上昇することが確認されているからです。スポーツをやっている人は明るい人が多い気がしませんか?それはスポーツいわゆる運動をすることで彼ら彼女らの脳内のオキシトシンレベルが上昇するからです。

体を動かすということはそれほど人間の脳に多大な影響を及ぼし、心を安定させリラックスさせるのに重要なモノになるわけなのです。

愛着障害の克服に有効な運動

愛着障害の克服に有効な運動とは何かというと、有酸素運動や筋力トレーニングです。有酸素運動や筋力トレーニングを行うと、すぐに脳内のオキシトシン受容体がアップレギュレートされ、その受容体間の神経伝達が盛んになっていきます。これは科学的にも既に確認済みで、そのため、多くの科学者たちが運動が脳に与える効果について、熱心に研究を続けているので、運動と脳のつながりは、今最もホットな分野だということができます。
(http://www.physiology.org/doi/abs/10.1152/ajpregu.2000.278.6.R1474)
(http://hyper.ahajournals.org/user/logout?current=node/245296)
(http://europepmc.org/abstract/med/7128545)

そして、それをメディアが取り上げ、ですから「うつ病の克服に運動は良い」「認知症予防に運動はなる」・・・・・・といったように、一般人に説明せざるを得ない状況になっています。

メンタルヘルスの維持に運動をする人は増えている理由

これはたとえば、アメリカは健康保険費が高く、保険に加入していなければ、いきなり盲腸が起き、病院に搬送され、手術を受けると、後に日本円にして1000万円くらいの莫大な請求書が送られてくることがあり、それにより自己破産してしまう人間も少なくないという実情があります。

そのため、アメリカでは自分の健康は自分で守るという意識が強く、健康に良いことは自分で行うという意志の元、抗うつ薬や抗不安薬なんて飲まなくても、運動が天然の抗うつ薬や抗不安薬もしくはオキシトシンエンハンサーだと知れば、医者なんていかずに、即、運動を実践するようになるわけです。

話が少しそれましたので、愛着障害の克服に有効な運動を紹介します。

有酸素運動

ジョギングやジャンピングジャック、縄跳びのような心拍数があがる運動を有酸素運動といいます。有酸素運動を愛着障害の克服に役立てる場合、10~20分くらいは毎日行えた方が良いです。慣れない人は10分でも5分でもよいのですぐに習慣化させましょう。習慣化すると、気持ちが安定し、変化していくのがわかるはずです。

筋力トレーニング

ミリタリープレス、デッドリフト、スクワットといったなるべく、多関節を使う多関節エクササイズがオキシトシンレベルの上昇に有効です。多関節エクササイズとは全身の筋肉を使う運動のことを言います。筋力トレーニングに関しては、今のところ、あまりオキシトシンレベルの上昇への関与についての研究は為されていませんが、私個人の体験から説明しますと、筋力トレーニングをすると、オキシトシンレベルは確実に上昇します。

筋力トレーニングを行うと、性欲や愛着感が明らかに高まります。オキシトシンの上昇は、性欲の上昇にも関わるので、確実にオキシトシンレベルは上昇しているのだと説明可能です。

まとめ

以上の運動を有酸素運動は毎日もしくは週5回くらい短くてもよいので習慣化することがポイントです。また、筋力トレーニングは、週に2回から3回くらい行えると最適です。以上のような運動を実行していくと、愛着障害の問題である他人への不信感や自分自身のセルフエスティーム(自尊心、自信)が日に日に上がっていくことを間違いなく実感されるはずです。

愛着障害の克服に運動は有効なので、マインドフルネス瞑想とともにその克服に活用していくことがとても重要なポイントになります。お金も何もかからない方法なので、ぜひ試されてみてください。

(注意事項)

・いきなり過大な効果を期待しすぎるのはよくありません。たとえば、脳内のオキシトシン受容体がアップレギュレートするのに最低数週間~1か月くらいは要します。ですので、2、3日運動したけど効果がなかったと諦めてしまうのは良くありませんし、もったいなさすぎる話です。そういったわけで、運動は長期的スパンにたって、実践されることが大切です。
(関連:)
愛着障害をマインドフルネス瞑想で克服

愛着障害の克服(結論) (←ホームへ戻る)

(参照:)
・(http://www.physiology.org/doi/abs/10.1152/ajpregu.2000.278.6.R1474)
・(http://hyper.ahajournals.org/user/logout?current=node/245296)
・(http://europepmc.org/abstract/med/7128545)

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