不安型愛着障害の克服

(目次)

不安型愛着障害の克服

不安型愛着障害というものがあります。これは見捨てられ不安が強く、自分自身が何者なのかわからない、何をすればいいのかわからないといった根拠のない不安に常時取り付かれている状態の人を指します。

不安型愛着障害は、境界性人格障害という性格の問題に酷似しているというか、かなり同じような類縁の症状を模倣します。要するに不安型愛着障害などといわずに、境界性人格傾向が存在すると理解すれば早いです。

不安型愛着障害の克服法について

これは、他のページにおいて説明してきた愛着障害の克服法を実行していけばよいです。回避性愛着障害だろうが、不安型愛着障害だろうが、あるいは境界性人格障害だろうが、克服の仕方はほとんど同じといっても間違いはありません。

・瞑想
・エクササイズ
・生活習慣を変える
・視点を変える

といったまずは自分で今からできる対策を行っていくことがよいですが、こちらの記事を参照ください。詳細があります。
(参考:)
愛着障害を運動で克服
愛着障害をマインドフルネス瞑想で克服
愛着障害の恋愛問題を克服する方法

愛着障害をことさら細分化する必要などない理由

愛着障害は不安型愛着スタイルのモノに限らず、精神科医によってほとんどねつ造されたようなものであるといっても過言ではありません。

一昔前にアダルトチルドレンという診断名(厳密にはDSMで定義されたものではないので診断名ではありません)が流行しました。これはアルコール依存症の親を持つ子供の自助グループによって定義されたものでしたが、その後、依存症ビジネス、コンプレックスビジネスの標的として、巷の心理カウンセラーやオカルト的な怪しい団体によって利用されてきました。

愛着障害は過去に流行したアダルトチルドレンのようなモノ

この愛着障害も全く同じような話だと認識していただいても差し支えありません。そして、アダルトチルドレンと似たようなストーリーの状況に今現在陥っています。

つまり、心理カウンセラーを代表とする依存症ビジネスの餌食になっているというわけです。実際問題、不安型愛着障害もクソも何もないというのが実情で、ほとんど医師によってねつ造された概念(病名を増やすことによって、利潤を追求できる)で、実態はほとんどあってなきが如し、そのような感じです。

冷静にその診断名の正当性について確認してみよう

したがって、不安型愛着障害で悩んでいる・・・みたいな感じで苦しんでいる人は良く冷静になって自分自身の状態を確認してみることが必要です。

そして、愛着障害という診断名は本当に実質があるのか、医療的に見て適切な診断基準であるか(論理的整合性があり、きちんとしたエビデンスに基づいたものであるのかどうか)について詳しく参照してみる必要があるというわけです。

まあ、こういってしまえば、ほとんどの精神疾患に正当な科学的根拠、エビデンスが存在しないという話になってしまうのですが。(統合失調症は除く)

実際、たとえば愛着障害と神経症の違いを説明してくださいと求められても、それに対して正当な回答、解説を行える人はほぼいないでしょう。愛着の問題を抱えているからこその神経症でもあるというわけです。そして、境界性人格障害もまた然り・・・・・・というくだらない話につながっていくわけです。冒頭でも説明したように、不安型愛着障害とボーダーを本質的に見ていけば判別することは難しいということです。

まとめ

愛着障害などあってなきが如し。

そこに回避性も不安型もそういう細分化は一切不要だということです。当サイトには愛着障害の本質、虚像について詳しい解説があります。ぜひ参考にされてみてください。長文お読みいただきありがとうございました。

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